今日は野球塾のレッスン風景です。
人間誰しも、歩く時ですらイメージしながら動作を行っています。
スポーツのホームなどはなおさらイメージが大切になってきますがなかなかイメージができないため
まずはイメージを作る事から入ります。
ボールの中心に紐が通っていて、その紐を投げたいところまで持っていきます。
そしてその紐の道筋をイメージしながらスローイングレッスンを行います。
その後間髪入れずにすぐにボールに持ち帰っ同じように放物線をイメージしながら投球すると、、、
あら不思議今までのスローイングとまるで違う起動のボールがビシバシと行くようになります。
ジュニアは10人に1人位の割合でイメージが作りにくいと言われています。
お料理でもそうですが味のわからないものを具材に使うのはとても難しいことです。
まずは味を知りそれをどういったメニューに取り入れるかはその人の感性と経験だと思います。
スポーツもそれと同じことが言えるのです。
それをするためにはいくら怒っても怒鳴ってもペナルティーを与えても解決にはなりません。
まずは引き出しの数を増やしその引き出しをどういった場面で使うか経験を積むのがジュニア世代の大切な事で、
厳しい練習をするより将来の伸びしろを考えると
今この時期に、試合に力を注ぐのか、引き出しを増やすことに力を注ぐのかで、
その子の将来は大きく変わることだと思います。